電気設備点検
ブログ2025/07/15
弊社では、毎年7月ごろに電気設備の年次点検を実施しています。
この点検は電気事業法で義務付けられているもので、年に一度、電気設備を停止(停電)したうえで、各種点検や測定、動作試験、メンテナンスを行います。
この点検の目的は、設備の劣化や故障を早期に発見し、必要に応じて交換や修理などの対応を行うことや、電気設備の安全性を確認し、事故を未然に防ぐことなどにあります。
点検を行わなければならないのは企業だけではありません。一般家庭についても4年に1度の点検が義務付けられています。
一般家庭の場合は、電気保安協会によって異なりますが、屋外にあるメーター付近の点検のみで完了とする方法もあるようです。
しかし、屋内には分電盤という設備があります。この分電盤に異常がある場合、火災につながることもあるため、分電盤の点検は非常に重要なものになります。
電気設備点検は平日のうえ、日時指定があったり、屋内に入ってもらう必要があるなど、煩わしく感じてしまいがちですが、電気設備の故障は感電や火災につながることもあり、特に火災は近隣に延焼することで大きな被害につながる可能性があります。
自分たちだけではなく、周囲の人に迷惑をかけないためにも、電気設備点検は必ず受けるようにしましょう。
このように電気設備点検は大切な点検である一方で、電力会社社員を装った訪問者による詐欺被害なども確認されています。
実施してもらう際は十分に注意しましょう。
弊社のメンテナンスは電気設備点検だけではありません。
サーバなどのネットワーク機器やセキュリティ機器などもあり、その点検も非常に重要です。
事故を未然に防ぎ、安全な状態を維持するため、定期的に機器の保守点検作業を行っております。